瓦棒葺き(桟葺き)屋根張替工事


今回は瓦棒葺き屋根の張り替え工事をご紹介します。

瓦棒とは・・・一般的な瓦棒葺き屋根には、心木となる棒(瓦棒)が入っています。
軒先から水を吸い上げてしまうと、その木が腐ってしまう。
それが最大の弱点でした。
瓦棒葺きは、この心木に全ての金属を固定しているため、ここが腐った状態で、強風にあおられたりすると、屋根がまるごと一面パコンとめくれてしまうのです。

昔の工法はこの様な葺き方がほとんどでした。

しかし、最近はハイテクな金属の屋根材が登場したおかげで工事もかなり楽になりました。




桟葺き屋根
こちらが瓦棒屋根です。
見たことあると思います!
桟葺き屋根
色あせて汚れています。
桟葺き屋根
まだ錆びてはいませんが、劣化はかなり進んでいます。
説明にも書かせてもらいましたが、錆びてくると木の部分が水を吸い、雨漏りに繋がってしまいます。

木を使わない屋根材が「ルーフ333」と言う物です!

当社HPの施工事例集にもこの屋根材を使った工事の写真がありますので確認してください!

工事内容は、まず既存の屋根を剥がしていく作業です!
桟葺き屋根
今回も恭兄と加藤のペアです

加藤も頑張って屋根を剥がしています!

木を取れば簡単に屋根材を剥がすことができます。

しかし、木がなかなか取れずに苦戦しました
桟葺き屋根
剥がすとこの様な感じです。

コンパネの上に防水シートが張られています。
桟葺き屋根
剥がし終えたらルーフィング(防水シート)を新たに前面に張ります。

加藤がしっかりと飛ばされない様に止めています!

なかなか手慣れた感じでした
桟葺き屋根
張り終えるとこんな感じです!
桟葺き屋根
すき間なく脹れています!
すき間があると雨漏りの原因になりますので・・・
ここまで出来たら、今度は軒先の唐草(水切り)を取付けていきます!

屋根材を納めるのにとても重要な役割がある物なんです!


桟葺き屋根
恭兄が取り付けています!
唐草を取付けたら後は屋根材を葺いて行くだけです!

完成はもうすぐです!

来週に完成後をご紹介します!

ではまた来週