建築板金屋とは

専門業者ならではのこだわりやプライド

2024年2月9日|カテゴリー 「お知らせ」 「建築板金屋とは」 「恵子

角8(かくはち)のつなぎ目(ジョイント部)について話し合いました。

ガルバリウム鋼板を成形加工して凸凹状にした鋼板を成型角波と言い、

その凸凹の形状で、働き巾(328mm)内に凸が8個あるものを「角8」(かくはち)と言います。

シンプルでモダンな雰囲気なので、最近人気です。



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           角8
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          働き巾

働き巾(=一枚の巾)が32cm弱なので、外壁を張るには、端を少し重ねて何枚もつなぎ合わせます。

今の施工現場でそのつなぎ目というか、ジョイント部があまり美しくないという問題が発生しました。

過去にも何度も「角8」は使用しているのですが、今までにはなかった問題です。

確かに、気持ち”バリ”が多いような気もするのだそうですが、

それより、ブルーの色と日光の関係が大きいようです。

もしかしたら黒とかダークブラウンのような暗い色で、

この季節でなければ気づかないような問題だったかもしれませんが・・・。

そこで、端の形状が異なる3種類のサンプルを取って確かめることに。


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  ① 先端が上にハネ上がっています

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      ② 先端は平です

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  ③ 先端が下に折れ込んでいます

3種類のサンプルをそれぞれ重ね合わせ、上から横から・・・色々な角度で見て、

弊社では、③ 先端が下に折れ込んでいるものを採用することに決まりました。

ちなみに、今まで弊社では②の先端が平なものを使用していたとのことです。

そんな様子を横で見ていて、専門業者ならではのこだわりやプライドを感じました。


加工作業もあるんです!

2023年12月21日|カテゴリー 「建築板金屋とは

建築板金屋の仕事といえば、屋根や外壁、雨樋などの工事がメインです。
家の廻り=屋外なので、雨の日は仕事が出来ません。


作業風景

そんな雨の日でも出来る仕事といえば「加工」です。
施工箇所の金属板を切ったり折ったりします。









切断機

切断機を使い寸法どおりに切ります。
長いものは二人がかりです。




作業風景

電卓で計算ぽちぽちぽち…
作業風景


作業風景

切断機で切ったものを、さらに加工するため寸法どおりに目印などをいれています。



建造

施工も板金加工も職人仕事です。
知識はもちろん、技術も必要です。
今後も技術向上を目指して、精進してまいりたいと思います!


板金屋、その2.

2013年1月28日|カテゴリー 「建築板金屋とは
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こんにちは、まっちゃんです!

今日も風が強く寒~い日ですね。

職人さん達は全員小学校屋内運動場改築工事現場です。


今日も板金屋が使う機械の紹介です。



写真は「折曲機」です。

金属板を曲げる機械。


先日紹介した「切断機」で切断した金属板をこの機械で折り曲げ加工します。


これも、コンピューター内蔵で、長さ4メートル、厚さ1、2ミリまでの板を1度刻みの角度で折る事が出来ます。




この折曲機は7年前に購入

先日の切断機より100万円位高額でした。
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