屋根のカバー工法

2019年6月18日|カテゴリー 「」 「屋根リフォーム
こんにちは。火曜日担当の剛です。
今日は桟葺き屋根のカバー工法の現場を紹介します。
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よく見る桟葺屋根です。
施工前
先日紹介した外壁に成型角波を貼らせて頂いた同じお客様です。
隣家とほとんどくっついています。
施工前
聞くと雨漏りもあるそうです。
ここまでサビが進んでしまうと所々の補修では雨漏りを止めることは難しいのです。
施工前
今回は重ね葺きなので
屋根を剥がさず上からラーチ合板を貼ります。

※写真はルーフィング施工後です。
施工前
施工前
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施工前
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施工後
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施工前
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施工後
この度はお世話になり、ありがとうございました。

工事前の色決めの方法

2019年2月5日|カテゴリー 「」 「外壁リフォーム
こんにちは。火曜日担当の剛です。
いつも施工後の写真を取り忘れてしまいブログネタに困ってしまいます…
ですので今日は少し変わった視点から塗装工事を紹介してみようと思います。
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施工前
塗装工事前の写真です。
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施工後
そしてこれが塗装後の写真です。
いきなりビフォーアフターの写真で申し訳ございません。
黒ずんでしまっていた外壁はキレイな白色になり、パラペット部にはポイントでネイビーにしています。

一言で言ってしまえばこれだけなのですが、やはり、色決めで悩まれる客様がたくさんいます。
あれこれ想像しながら考えるのが楽しい時間ですが、悩みすぎは精神的によくありません。笑

今日は色決めの様子を紹介します。
塗装色見本
まずはここからスタートです。一体全部で何色あるのでしょうか?
塗装の工事をしたことがあるお客様は見たことがあるかもしれません。

そしてもしかしたら業者さんによってはこれだけ渡してあとはお客様に任せっきりなんてこともあるかもしれません。

単純に屋根・外壁・雨樋・雨戸等々と考えると塗装する部位というのはそんなに多くありません。
なので選択肢がありすぎると自分で全て決めるんだ!というお客様でも途方にくれてしまいそうです。



そこでまずは既存の色と似ている色をこの中から探し出します。

弊社のお客様はあんまり冒険せずに既存の色と似た色を選ばれた方がほとんどでしたので、
既存の色より少し明るい色だったり、少し暗い色だったりを3~4色ほどピックアップします。





色見本
色見本
だいぶ大きくなった色見本の登場です。
少しはイメージしやすくなったかと思います。この段階で色が決定するお客様もいらっしゃいます。

しかし、まだまだ迷いたいというお客様のために、パソコンを使って実際の色品番で塗りつぶすことも可能です。
加工なし
まずこちらは加工前のそのままの写真です。

加工後
こんな風に、帯の色を黒くしてみたり
加工後
黒い外壁で重厚感はばっちりです。
加工後
1階と2階を塗り分けて2トーンカラーもできちゃいます。
これだとかなりイメージしやすくなったと思います。
これで決まらなかったらもう色を塗ってみるしかありません。笑

ただどうしても画像となってしまうので、微妙な色の違いを表現するのは難しいです。




万全な体制でお客様の塗装工事をサポートさせて頂きます。
ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。

屋根の工事の比較

2018年12月18日|カテゴリー 「」 「屋根リフォーム
こんにちは。火曜日担当のたけしです。
今日は先週に引き続き…と言いたい所ですが、操作ミスで先週のブログが投稿できませんでした。
気を取り直して、ブログを投稿致します。

まず、屋根のカバー工法の説明です。
ここは完結に。既存の屋根を撤去せずに新しい屋根を葺くことです。

屋根のカバー工法と言っても全ての屋根で施行できるわけではございません。

瓦屋根なんかは、一度瓦や土等を撤去しないと新しい金属屋根を葺くことはできません。

今日は屋根葺きの準備段階であるルーフィング敷までを比べてみたいと思います。


足場組完了
カバー工法の例です。
足場を組みます。

半日程で足場の施行は完了です。
棟撤去完了
不要な部分を撤去します。
撤去するものはたったこれだけです。
ルーフィング完了
ルーフィング敷きまで完了です。
ここまで約1日半です。
足場組
瓦屋根現場の例です。
足場を組んで…
瓦撤去
職人さん総出で瓦を下ろします。
瓦下ろし完了
一日掛かりで瓦下ろしを完了させます。
野地板施行
大工さんに野地板を張ってもらい、
ルーフィング完了
やっとルーフィングが完了です。
ここまで約4~5日の工期です。
ここまでで、工期や発生する産廃の量の違いは分かって頂けたかと思います。

しかし、最大の敵は工期や産廃ではありません。雨です。
雨養生
瓦を下ろした後は、たとえ雨予報でなくてもブルーシートを使い雨養生を行います。
ここからの工事は天気予報と睨めっこですし、もし雨漏りしたら…と考えると不安になります。

一方、カバー工法ならば原則既存の屋根はそのままなので、雨の心配もありません。
お客様にとっても工事中の煩わしさが少ないのは大きなポイントだと思います。
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施工前
施工前の写真です。 棟の鈑金は撤去してしまった後です。
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施工後
施工後です。
もちろんキレイになりました。
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施工前
瓦屋根でも同じです。
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施工後
葺き替えれば、軽くてキレイな屋根に生まれ変わります。
屋根の葺き替えとカバー工事を比較すると、工期が短い分カバー工法の方が工事金額を抑えられることが多いです。
葺き替え工事は古いものを完全に撤去してしまうので、気分的にはこちらの方がスッキリするかもしれません。

屋根のことで気になる方いましたら、お気軽にご相談ください。

塩瀬公民館軒天改修工事

2018年6月26日|カテゴリー 「」 「外壁リフォーム





今日のブログは軒天改修工事をご紹介します。




軒天とはというところから説明していきます。

軒天とは屋根と外壁の取り合いのことを言います。
垂木や野地板を隠す役割や、火災の時には屋根裏までの延焼を防ぐ役割があると言われています。

さらに軒先として考えると、雨水が直接外壁に当たる範囲を狭くして
外壁の劣化を防ぐ役割があります。

馴染みは薄い軒天・軒先ですが、重要な役割を担っている部位でもあります。








過去の現場で分かりやすい写真がありましたので、そちらの写真でまずは説明していきます。
軒天参考写真
古くなった軒天の写真です。
木の板が張ってあることが多いです。
劣化して化粧面が剥がれかけてしまっています。

軒天参考写真
こちらはキリヨケの軒天です。
更に劣化が進み、完全に剥がれ落ちてしまいました。
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軒天参考写真
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軒天施工後
成型角波を張る施工後の写真です。
これで劣化し、剥がれてくる心配もございません。

既存の板もなるべく剥がさず上張りでの施工です。
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軒天施工前
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軒天施工後
木目の成型角波を使用しました。
様々な色、柄からお好きな物を選んでいただけます。

外壁の色等を参考しながらコーディネートを考えるのも
楽しいかもしれませんね。


ただ、色褪せはしますので
定期的なメンテナンスは必要です。
塩瀬公民館


さてさて度々、ブログで登場している塩施公民館です。
少し分かりにくいですが、軒天に注目してみてください。
こちらも、木の板が貼ってあったため、劣化で剥がれてしまっています。


早速施工開始です!!


軒天施工中
今回は二人での施工です。
押さえる人、固定する人とで
協力して行います。

赤いヘルメットは16歳タクトくん。

一生懸命頑張っています。
軒天施工後写真
一日で工事完了です。
今回は白い成型角波を使用しました。
軒天施工後
今回は白い成型角波を使用しました。



ご覧の通り軒天のリフォームは非常にお手軽に進めることができます。
ただ、足場がないと大屋根の軒天は施工が難しくなってしまうことがほとんどです。

軒天のためにために足場を組むのは少しもったいないような気がします。
ですので、屋根の葺き替え工事や塗装工事等で足場を組んだ時のプラスアルファとしてオススメです。



もちろん、下屋根等足場なしでの施工可能箇所もございます。
気になった方、お気軽にお問い合わせくださいませ!!




新城市塩瀬公民館屋根改修工事 完成編

2018年6月18日|カテゴリー 「」 「屋根リフォーム

こんにちは。今日はピンチヒッターでブログを投稿します。タケシです。
先週のブログでご紹介した新城市塩瀬公民館様 屋根改修工事完成編です。

最終章でございます。それではご覧ください。


塩瀬公民館施工中



前回はルーフィングを施工するところまでご紹介しました。
これで屋根本体を葺いていく準備完了です。

その前に、二次防水の説明から参りましょう。

まず、防水とは【雨が漏らないようにすること】と言い換えることができます。
当然ですが屋根がない外は雨がダイレクトに降り注ぎますよね。
なので屋根は雨風をしのぐことが第一の存在意義と言っても過言ではありません。

雨風をしのぐために二次=二重の防水をしています!ということが
二次防水の簡単な説明になります。

ちなみに一次防水の一次とは瓦、カラーベスト、金属の屋根等々です。
俗に言う「屋根」が、まず一次防水の役割を果たしています。

一次防水を突破してしまった雨水を二次防水(ここではルーフィング)でせき止める!
そして絶対に室内には雨水を侵入させない!

という役割がこのルーフィングにはございます。





それでは、施工前・施工後をビフォー・アフター形式で紹介します。


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セメント瓦の屋根
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セメント瓦が金属の横葺き屋根になりました。



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塩瀬公民館施工中
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塩瀬公民館施工中
同じ箇所での写真です。



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塩瀬公民館施工前
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塩瀬公民館施工前

棟周りの納めです。
写真のy字になっているところを本棟・下り棟と呼びます。
同じ柄・色の平板を同時に発注し、自分たちで加工します。

金属屋根にすることによって鬼瓦がなくなりました。
好みの問題もありますがスッキリして今っぽくなりました。




足場を組んでから、完工までは約2周間程です。

それでは、順序を追ってもう一度おさらいです。


セメント瓦の屋根
昔ながらのセメント瓦。
今はもう生産がございません。


瓦下ろし
瓦を降ろし終えました。

塩瀬公民館施工中
下ろし終えたら大工さんの出番です。
野地板を貼って行きます。


塩施公民館施工中
ルーフィング施工完了!
いよいよ屋根本体の施工です。


塩瀬公民館施工後
一次防水の役割を果たす金属屋根。
これで雨漏りの心配も不要です。





簡単に説明すると上記のように5段階で説明することができます。

屋根のリフォームをお考えの方に少しでも参考になればと思います。
気になることございましたらお気軽にご相談ください。



そして塩瀬公民館様、今回は本当にお世話になりありがとうございました。




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