雨漏り診断士ってどんなことができるの?プロの現場をご紹介します!
「何度直しても雨漏りが止まらない」「どこから水が入ってくるかわからない」
そんなお悩みに、本当の意味で向き合えるのが“雨漏り診断士”のいる会社です。
建造では、社長を含む4名がこの雨漏り診断士の資格を取得。今回はこの専門資格がなぜ重要なのか、そして実際にどんな現場でその力が発揮されるのかをご紹介します。
雨漏りは“ただの修理”では直らない?
「雨漏り=屋根の隙間から水が入る」と思われがちですが、実はそんなに単純ではありません。
古い瓦屋根なら、棟(屋根の頂点)部分にわずかなズレや隙間があるだけで雨が侵入することも。また、瓦の下には土や木材などの下地があり、そこを伝って雨が回り込むケースもあるのです。
さらに、最近は新築のお住まいとして「軒のないデザイン」が流行しましたが、このいわゆる「軒ゼロ住宅」は特に雨漏りリスクが高く、築10〜15年で雨漏りが起きることも少なくありません。(といっても、ここ最近の軒ゼロ住宅は、雨漏りしにくい工夫がされるようになってきていますが、少し前に建てた場合には注意が必要です)
加えて、雨漏りは外壁からの侵入も多く、風を伴った雨のときにだけ水が入るケースも。
※施工事例「【新城市】外壁からの雨漏り修理工事」もチェック
https://kenzou.co.jp/reforms/5681/
「前回の雨では漏れなかったけど、昨日の豪雨では漏れた」というお話は、外壁からの雨漏りを疑う重要なヒントになります。
雨漏り診断士とは?
雨漏り診断士は、NPO法人「雨漏り診断士協会」が実施する資格試験に合格した者に与えられる称号です。
建物の構造や素材、気象条件と雨水の動きを専門的に学び、「どこから」「なぜ」「どう伝って」雨水が侵入しているかを診断するスキルを身につけています。
つまり、雨漏りの“推測”ではなく、“論理的な判断”ができるのがこの資格の強みです。
雨漏りの原因究明に「散水検査」という方法も
雨漏りの原因を特定するためには、散水検査を行うこともあります。これは、疑わしい箇所に実際に水をかけ、どのように雨水が入り込むかを再現する方法です。
ただし、この作業は3時間〜半日以上かかることもあり、足場の設置が必要になる場合もあるため、簡易な無料サービスでは対応できません。お客様のご理解をいただいた上で、確実な診断を目指しています。
応急処置は「処置」でしかない
これまでは、雨漏りのご相談があったときも、ご予算などの関係で「とりあえずシーリングで塞いでおきます」というケースも多くありました。しかし、最近では安易な応急処置に頼るのではなく、しっかりと原因を特定して、再発しないような提案をするのが建造の基本方針です。
もちろん、お急ぎの時や予算のご都合もあるかと思います。
その場合は応急処置を無料で行うこともありますが、それは“修理”ではなく、あくまで一時的な対応であることをしっかりご説明しています。
ーー雨漏りは、放置したり原因を究明してしっかりと対処しておかないと大切な住まいや建物に深刻なダメージを引き起こす可能性があります。だからこそ、専門知識と技術を持った「雨漏り診断士」による判断が欠かせません。
「天井にシミが出てきた」「前回の台風で何かおかしかった」――そんな時は、ぜひ建造にご相談ください。
見えない雨水の動きまでしっかり見極め、家を守るための最善策をご提案します!
★建造の施工メニューはこちら
https://kenzou.co.jp/menu/
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