豊川市 波形スレート撤去&カラーベストカバー工事!二重の屋根から生じた雨漏り

工事のきっかけ

「二重の屋根から雨漏りします。どうしたらいいですか?」


豊川市一宮町にお住いのお客様からこのようなご相談をいただき、現場調査に行きました。

屋根に登ると、波形スレート屋根の苔やひび割れ、剥がれなどの劣化が見られました。
以前、カラーベストの上に波形スレートを施工する際に、脳天(真上)ビス止めするので、そのビスがカラーベストを貫通し雨が侵入していることが原因だと考えられます。

そこで、波形スレート屋根を撤去して、下に施工されているカラーベストの上から金属屋根材を重ねて葺く(カバー工法)を提案しました。
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horizontal
after
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工事内容
波形スレート屋根撤去・屋根カバー工事
使用材料
ガルテクト(アイジー工業)
施工期間
7日
工事費用
200万円
保証年数
10年
備考
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劣化が進んだ波形スレート屋根です。苔やひび割れ、剥がれなどが目立ちます。
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波形スレートの重なる部分にビスを打ってあるので、スレート瓦が劣化して重なり部分に雨水が侵入すると、ビスを伝わり雨水が侵入します。
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波形スレート屋根の下にはカラーベストが葺かれていました
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   キレイに掃除します
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カラーベスト屋根は撤去せず、カバー工法専用の防水シートを張ります。専用防水シートは粘着性がありアスベストの飛散を防ぎます。
カバー工法は、屋根を撤去しないので、撤去費や処分費がかかりません。さらにその分工事期間も短くて済むので施工費用も抑えられます。また屋根を剥がさないので、雨の心配をしなくてよいので、お客様にとっても施工業者にとっても、ストレスが少なくて済みます。
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防水シートの上から新しい屋根材を施工します。屋根材はアイジー工業のスーパーガルテクトです。
スーパーガルテクトは超高耐久ガルバを採用し、耐久性・断熱性・遮熱性に優れています。
つまり、長持ちして快適に暮らせるということです。

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カバー工法用の屋根材は、
表面はガルバリウム鋼板でサビに強く、また遮熱塗料を採用しています。
まん中に断熱材が、その下に、うら面材としてアルミライナー紙が貼られています。
断熱材でカラーベストの凸凹を吸収して、美しい仕上がりに一役買うと共に、夏の暑さを和らげてくれます。





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通常は木材で施工している棟の部分の下地材を、弊社では「タフモック」という樹脂製の部材で棟を施工します。
(左側に置かれている黒い部材が「タフモック」です)



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台風などで屋根の棟が飛んでいってしまうことがよくありますが、これは下地の木材が腐ってしまうために起こり、非常に危険です。タフモックは樹脂製なので腐りません。



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屋根裏を換気することは、住まいの快適さを維持することと、住まいそのものを長持ちさせるために重要なポイントです。その方法の一つが「換気棟」の設置です。



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「換気棟」とは屋根裏の湿気や熱気を排出するために屋根の棟部に設けた換気部材のことです。熱は上部に集まる性質を利用して、電気を使わずに、屋根裏にこもる熱気を自然排出してくれます。けれど雨水は侵入しません。




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屋根カバー工法が完成です!!
棟の「タフモック」という樹脂製の部材と、換気棟で、末永く快適に過ごしていただけます。
雨漏り止まり、とても喜んで頂けました。



新城市で屋根カバー工法について

「工事費用はどのくらいかかるのかなぁ?」「うちの屋根はどんな工事が一番良いのかな?」

このようなお悩みがある方は、お気軽にご相談くださいね。