リフォームサイン
「剥がして張る」方法は、壁内部の様子を確認できるので、もっとも確実な施工方法といえるのですが、窯業系サイディングはとても重いので、撤去作業には大変な労力を要します。さらにアスベストを含むものであれば、その手間は言うまでもありません。そして何より、費用に反映されてしまいます。その上、処分費も莫大です。
リフォームは家に居ながら行う工事なので、アスベストの飛散を考えると、たとえ窯業系サイディングは非飛散性アスベスト建材と言えども、撤去作業はなるべく行いたくないというのが本音です。
軽い外壁材は、建物にかかる負荷が軽く、強風や地震による影響を受けにくいという利点があります。
ガルバリウム鋼板とは?アルミと亜鉛で芯になる板をコーティングした鋼板です。トタンの3~6倍長持ちし、現在ではガルバリウムが主流です。
凸凹が多いので強度があります。そのわりに働き巾(372㎜)が広いのでコストパフォーマンスに優れています。
シンプルでモダンな新しい角波です。働き巾(328㎜)内に凸が8個あるので「角8」(かくはち)とも言います。
成形角波との大きな違いは釘頭が出ないことです。同じガルバリウム鋼板ですが、凸凹が深いため働き巾は157㎜とやや割高です。
このため断熱性能が向上することはもちろんですが、加えて、印刷・成型技術の進歩で、見た目は、まるで本物の石や木や、レンガ…etc そのものです。とても金属とは思えない風貌で、持ってみると驚くほど軽いので、金属板だと再認識させられます。
また、細かい事ですが、「釘頭」が見えません。こういった細部が、仕上がりの美しさや高級感につながります。
ビス頭は表からは見えません。
また、地震の揺れによる外壁の変形をかん合部のスラ
イドで吸収し、地震の力を逃がします。
塗装 | 重ね貼り | ||
---|---|---|---|
成型角波 | 金属サイディング | ||
価格 (税別) |
¥700,000 | ¥1,100,000 | ¥1,600,000 |
耐久性 | 7~10年 | 20年以上 | 20年以上 |
工期 | 約7日 | 約10日 | 約10日 |
性能 | 今までと変わらない | 壁が二重になるので雨漏りのリスクが減る。 | 断熱材が裏打ちされているので、夏は涼しく、冬は暖かになる。遮音性能もよくなり、静かな家になる。 |
仕上り | 好みの色にできる | 新しい外壁材になるので新築したようになる | タイル調・レンガ調・石積調・塗壁調・・・など塗装では表現できない仕上りにすることができる。仕上りががらりと変わり新築したようになる |
その他 | コーキングの寿命は塗装より短い場合がある | 釘あたまが見える | サイディングに厚みがあるので、窓廻りなどの納まりがゴツくなる場合がある。 |
もっとも安くリフォームできます
下地まで傷んでいない場合は、もっとも安いリフォームは塗装です。塗装は工期も短く、外壁を撤去しないので工事も手軽にできます。
けれど、耐久性が低いので5年~10年毎にメンテナンスが必要です。
長持ちリフォームが安くできます
新品の外壁材になるので新築したようになります。
成型角波は原板がガルバリウム鋼鈑なので、サビにも強くとても長持ちします。10年から15年の塗膜保証付きです。下地まで傷んでいなければ、今ある外壁を剥がさないで、上から重ねて張ることができます。<重ね張り>は、撤去・処分費用がかからないぶん安くすみ、工事期間も短くてすみます。工事中のストレスも少なく、また壁が二重になるので、雨漏りのリスクが減ります。
価格は高いですが、見た目・性能面も、人もうらやむ最高級のリフォームができます
タイル調・レンガ調・石積み調・塗り壁調・・・など塗装や成型角波では表現できない仕上がりにすることができます。外観がガラリと変わり、まるで新築したようです。
金属サイディングはガルバリウム鋼鈑に断熱材が裏打ちされているので、丈夫で長持ちはもちろん、夏は涼しく、冬は暖かく、遮音性能も良くなり、快適で静かな家になります。