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雨漏り発生!どこに頼むべき?豊川市・新城市で失敗しない修理業者の見つけ方

2025.11.27

 

雨漏り修理業者をお探しの方へ

突然の雨漏り発生に、「どこに電話すればいいの?」「信頼できる業者はどう探せば…」と焦っていませんか?
雨漏りは、原因の特定と修理が非常に難しいトラブルです。依頼先を間違えると、修理したのに再発するどころか、かえって被害が拡大してしまうケースも少なくありません。

本記事では、豊川市・新城市で創業100年、屋根・外壁の自社板金工事に強みを持つ『有限会社 建造』が、雨漏り修理で失敗しないための業者の見つけ方について解説します。

 

雨漏り発生!修理を依頼する前に「まずやるべきこと」

雨漏りを発見した際、これらを落ち着いて行うことで、被害の拡大を防ぎ、その後の修理や補償交渉をスムーズに進めることができます。

1. 安全の確保と被害箇所の応急処置

雨漏りを発見したら、最優先すべきは安全の確保」と「被害拡大の防止」です。

まず、水が家電製品やコンセント、ブレーカー周辺に及んでいる場合、漏電の危険があります。絶対に濡れた手で触らず、可能であれば該当エリアのブレーカーを落としてください。
また、濡れた床は滑りやすいため、足元にも十分注意しましょう。

安全を確保したら、被害拡大を防ぐ応急処置を行います。
水滴が落ちている場所にバケツやたらいを置き、水を受け止めます。水が飛び散る場合は、バケツの底に雑巾やタオルを敷くと、音の軽減と水はね防止に効果的です。
床や壁が濡れている場合は、雑巾や新聞紙、ブルーシートなどで広範囲を養生し、被害が広がるのを防ぎましょう。

2. 被害状況の記録(写真・動画)

応急処置が完了したら、次に「被害状況の記録」を徹底して行います。
この記録は、修理業者への状況説明や、災害による被害の場合は火災保険を申請する際に証拠となります。

以下のポイントで、写真や動画を複数撮影してください。

・被害箇所のアップ
天井のシミ、壁紙の剥がれ、水滴が落ちている箇所など。

・被害箇所の引き(全景)
部屋全体の中で、どの位置が被害に遭っているかわかるように撮影します。

・水漏れの様子(動画)
水がポタポタと落ちる様子や、水が伝っている状況は動画で記録すると伝わりやすいです。

・被害を受けた家財
雨漏りによって濡れてしまった家具や家電も撮影しておきましょう。

片付けてしまうと被害の程度が証明できなくなります。
応急処置をした状態のまま、できるだけ詳細に記録を残すことが重要です。

 

雨漏り修理はどこに頼む?主な依頼先4つの特徴

雨漏り修理の依頼先は、主に4つあります
原因や建物の状況、他に修理したい箇所があるかによって最適な業者は異なります。
それぞれの特徴を理解し、ご自身の状況に合った依頼先を選びましょう。

1. 住宅会社(新築時の施工元)

地域密着型の工務店は、家の構造を把握している場合や、他の不具合もまとめて相談したい場合に適しています。

特にその家を新築した住宅会社であれば、設計図や仕様を把握しているため、雨漏りの原因特定や修理がスムーズに進む可能性があります。また、屋根や壁だけでなく、雨漏りによる内装の修復(天井や床の張り替え)まで、広範囲にわたるリフォームも一貫して任せられます。
ただし、工務店によっては専門的な雨漏り調査(散水調査など)は行っていない場合もあります。

2. リフォーム会社

雨漏りが経年劣化によって発生している場合、屋根や外壁の塗装など、ベランダの工事なども含めた総合的な修繕が必要なケースは少なくありません。リフォーム会社はこうした広範囲の工事を得意としており、もし他にリフォームしておきたい箇所があるなら、この機会にまとめて施工することで、施工のための足場を組む費用が抑えられる場合もあります。
雨漏りを機に、家全体のメンテナンスやリフォームも考えている方に向いています。

3. 塗装・板金業者

屋根・板金・塗装業者は、雨漏りの原因となりやすい屋根や外壁の「施工」を専門としています。こうした業者は、日々の工事で「水がどこから入り、どう流れるか」を熟知しているため、施工技術だけでなく原因特定能力にも優れています。

ちなみに、その中でも「板金工事」を他社で行う業者と、弊社のように自社で行う業者があります。自社で行う業者の場合は、工務店などを通さない分、中間マージンがなく費用を抑えやすい点もメリットです。

4. 雨漏り修理専門業者

雨漏り修理専門業者は、「どこから漏れているか分からない」複雑なケースや、他社で直らなかった雨漏りの根本解決をしてくれます。

雨漏りは原因の特定が非常に難しく、ここを間違うと修理しても再発してしまいますが、原因を突き止めることで、再発リスクを防げます。
「何度も雨漏りを繰り返している」「他社で原因不明と言われた」という場合は、迷わず専門業者に相談することをおすすめします。

建造では「雨漏り修理・リフォーム・自社での板金工事」も一括で行えます!

 

雨漏り修理業者はどう選んだらいい?【3つのポイント】

雨漏り修理で最も避けたいのは、「修理したのに再発する」ことです。
そうした失敗を避け、根本的な解決に導いてくれる業者を見極めるためのポイントをご紹介します。

1.雨漏りの原因を正確に特定できる「調査力」があるか

雨漏り修理は「原因の特定が9割」と言われるほど、正確な調査力が重要です。

雨漏りは、水が浸入した箇所から一直線に落ちてくるとは限りません。建物の構造材を伝い、予想外の場所から漏れ出すことも多いのです。
そのため、「天井にシミがあるから、真上の屋根が原因だろう」といった安易な憶測で修理をすると、再発する可能性があります。

そのため、目視だけでなく、散水調査(水が浸入する箇所を再現するテスト)など、専門的な調査技術を用いて原因を特定する業者かどうかをHPなどで確認できると安心です。

▼弊社で行う「散水調査」について詳しくはこちら
雨漏り診断士ってどんなことができるの?プロの現場をご紹介します!

2.雨漏り修理に関する「実績・施工事例」が豊富か

その業者がどれだけ雨漏り修理の経験を積んできたか、つまり「実績・施工事例」の豊富さも重要な判断基準です。

ひと口に雨漏りと言っても、建物の構造(木造、鉄骨、RC造)や屋根の形状、使用されている建材によって、原因も修理方法も千差万別です。
多くの実績を持つ業者は、それだけ多様なケースに対応してきたノウハウが蓄積されています。

業者の公式ウェブサイトで、自分と似た雨漏りの状況(例:築年数、建物の種類、被害箇所)の施工事例が紹介されているかを確認しましょう。

3.責任を持って施工する「自社施工」の体制か

修理を「自社施工」で行っているか、あるいは施工体制が明確であることも確認すべきポイントです。

業者の中には、契約だけ行い、実際の施工は下請けや孫請けの業者に丸投げするケースがあります。この場合、中間マージンが発生して費用が割高になるだけでなく、施工品質の管理が甘くなったり、万が一再発した際の責任の所在が曖昧になったりするリスクが潜んでいます。

もちろん、下請けを使うこと自体が悪いわけではありませんが、自社で職人を抱え、責任を持って施工管理を行う体制が整っている業者のほうが、技術力が高く、アフターフォローも手厚い傾向にあります。

 

豊川市・新城市で業者選びに迷った時のチェックポイント

豊川市・新城市ならではの事情を考慮することも大切。
このエリアで信頼できる業者を見極めるための、チェックポイントを解説します。

1. 地元の気候や住宅事情を熟知しているか

例えば、豊川市・新城市には土葺き瓦の古い日本家屋と並び、トタン(金属系)の外壁や屋根の住宅も多くあります。こうした金属建材の扱いは専門的な技術(板金工事)が必要であり、地域の住宅事情を理解している業者でなければ適切な修理は困難です。

そうした地域特性に考慮したアドバイスや施工ができる業者を選ぶとスムーズに雨漏り修理が進みます。

2. 緊急時に迅速に対応できる距離・体制か

雨漏りは、発見から対応までのスピードが被害の拡大を防ぐ鍵となるため、業者の拠点と自宅との物理的な距離、および緊急時の対応体制は重要です。

豊川市・新城市は東西に広いエリアです。
業者を選ぶ際は、豊川市や新城市内に営業所があるか、少なくとも主要な対応エリアとして明確に定めているかを確認しましょう。

「何かあったらすぐに駆けつけられる」距離にある業者であれば、急な雨漏りの悪化時にも迅速な応急処置が期待できます。
また、万が一修理後にトラブルが再発した際のアフターフォローもスムーズです。

 

雨漏り修理の費用相場はいくら?原因・箇所別に解説

雨漏り修理の費用は、被害の状況や原因、修理する建物の構造によって大きく変動し、数万円から数百万円と非常に幅があります。
安価な補修で済むケースもあれば、広範囲の根本的な修繕が必要になる場合もあります。まずは「なぜ漏れているのか」を正確に把握することが、適切な費用を知る第一歩です。

1. 雨漏りの主な原因と修理費用の目安

雨漏り修理の費用は、原因となっている箇所の劣化や破損の「深刻度」によって決まります。

<軽微な不具合(数万円~15万円程度)>

コーキング(シーリング)のひび割れ補修(2,000円~6万円)や、瓦のわずかなズレ・割れの補修(1万円~6万円)など、作業範囲が限定的なケースです 。

<防水機能の根本的な問題(20万円~50万円程度)>

表面的な補修だけでは解決せず、部分的な張り替えなどが必要になるため費用が上がります。

<下地や構造部分の腐食(100万円以上)>

雨漏りが長期間放置され、屋根や壁の下地、柱などの構造部分まで腐食が進んでいるケースです。この場合は屋根の葺き替えや外壁の張り替えといった工事となることがあります。

2. 修理箇所別の費用相場(屋根・外壁・ベランダ・窓サッシなど)

雨漏り修理の費用は、発生箇所によって工事内容が異なるため、相場も変わってきます。以下は、一般的な修理費用の目安です。

<屋根>
・瓦のズレ補正・部分交換: 1万円 ~ 6万円
・棟板金(むねばんきん)の交換: 5万円 ~ 25万円
・屋根カバー工法(既存屋根に重ねる): 60万円 ~ 240万円
・屋根葺き替え(既存屋根を撤去し新設): 70万円 ~ 250万円

<外壁>
・ひび割れ(クラック)補修: 3万円 ~ 15万円
・シーリング(コーキング)の打ち替え: 10万円 ~ 30万円(足場代が追加でかかる場合があります)

※あくまで目安であり、使用する材料のグレード、修理範囲の広さ、建物の形状によって費用は大きく変動します。正確な金額は、必ず専門業者による現地調査の上、詳細な見積もりで確認してください。

3. 調査費用や足場代など、別途かかる可能性のある費用

雨漏り修理の見積もりを見る際は、工事本体の費用以外に、別途必要となる費用に注意が必要です。

最も重要なのが「足場代(仮設足場設置費)」です。屋根や外壁、2階以上の窓など、高所での作業が必要な場合、安全確保のために足場の設置が法律で義務付けられています。
一般的な2階建て住宅の場合、15万円~30万円程度が相場です。
この費用を「無料」とうたう業者には注意が必要で、その分が他の工事費に上乗せされている可能性があります。

次に「雨漏り調査費用」です。目視調査は無料の業者が多いですが、原因が特定できない場合、散水調査(水をかけて再現)等の調査が必要になることがあります。
「雨漏り調査費用」は1.5万円~20万円程度かかる場合がありますが、正確な原因特定には不可欠です。

その他、廃材処理費や、雨漏りで濡れた天井・壁紙を張り替える「内装復旧費用」も別途必要です。

 

まとめ|雨漏り修理の成功は「正確な原因特定」と「地域密着の業者選び」が鍵

突然の雨漏り発生は、誰にとっても不安なものです。しかし、焦って業者を選んでしまうと、根本的な原因が解決せず再発を繰り返すことにもなりかねません。

本記事で解説した通り、雨漏り修理で最も重要なのは「なぜ漏れているのか」という原因を正確に特定できる「調査力」と、それを確実に修復できる「技術力」です。

特に豊川市・新城市は、台風の通り道である気候特性や、古い日本家屋(土葺き瓦)からトタン外壁、新しいサイディングの家まで多様な住宅が混在する地域です。こうした地域の事情を深く理解していなければ、本当に必要な修理は行えません。

 

<豊川市・新城市での雨漏り修理は「有限会社 建造」へご相談ください>

私たち有限会社 建造は、この東三河地域の気候風土と共に歩んできました。屋根・外壁工事の専門家として、熟練の職人による「自社板金工事」に強みを持ち、複雑な雨漏りの原因特定から施工まで一貫して対応します。
ぜひ、緊急時の際もお気軽にご相談ください。

▼建造の「雨漏り修理・防水施工」について詳しくはこちら
https://kenzou.co.jp/menu/amamori/

▼雨漏り・防水の施工実績
https://kenzou.co.jp/rcase/amamori/

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