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雨樋(雨どい)清掃ってどうして大切なの?いつするのがおすすめ?

2025.09.18

台風シーズンが近づくこの時期、気になるのが「雨漏り」です。
実際に台風被害で雨漏りをした・・と修理のご依頼をいただくこともこの時期は多いもの。ですが、できることなら雨漏りをする前、なんとか対処しておきたいところですよね。

雨漏り防止において大切なのが「雨樋(雨どい)」の点検と清掃です。
「たかが雨樋」と思ってしまいがちですが、放置すると雨水の排水が滞り、家にさまざまな悪影響を与えることも…。今回は、雨樋清掃の大切さと、点検のタイミングについてご紹介します。

雨樋には2種類ある!

雨樋には、大きく分けて2つの種類があります。

・軒樋(のきどい)…屋根の下を横に通る雨樋
・竪樋(たてどい)…軒樋から流れた水を地面に排水する縦の管

雨樋というと、屋根の下にある軒樋(のきどい)をイメージする方が多いかもしれませんが、竪樋(たてどい)も排水する上でとても大切な存在です。

実際にこの軒樋と竪樋の接続部分に落ち葉やゴミが詰まると、水が正常に流れなくなります。すると、雨水が外壁や屋根に直接落ち、雨漏りや建材の劣化につながってしまうのです。

雨樋がないとどうなる?

清掃が大変だからと、「雨樋なんてなくてもいいのでは?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

確かに山間部の住宅などでは、落ち葉などが溜まりやすく、雨樋がすぐに詰まってしまうため、あえて樋を設けないという選択をされることもあります。

ですがその分、外壁が雨水にさらされやすくなるため、傷みにくい素材選びや定期的なメンテナンスが必要になります。つまり、雨樋は家を守る“雨水の通り道”なのです。

きちんと日頃から状態を確認しておきたいところです。

雨樋清掃のベストタイミングは?

基本的には年に1回の清掃がおすすめです。
時期としては、落葉樹が多い地域では秋から冬にかけて落ち葉が落ち切ったあとに清掃する方が多く、私たちもこの時期をおすすめしています。

ただし、雨がよく降る時期に備えて、梅雨前や台風シーズン前に清掃したいという方も増えています。

特に台風の時期は、一気に大量の雨が降るため、詰まった雨樋では対応しきれず、思わぬ雨漏りや雨水の逆流が起こることもあるのです。

清掃はプロにお任せを

雨樋の掃除は屋根の上での作業になるため、転倒や落下などのリスクが高く非常に危険です。脚立で済ませようとされる方もいますが、安全面を考えると、やはり専門業者に依頼するのが一番安心です。

建造では、雨樋清掃だけでなく、清掃時に合わせて屋根や外壁の状態確認も行っています。「雨樋のことだけ聞くのもなあ…」と思わず、ちょっとした点検のつもりでお気軽にご相談ください。

実際に、雨樋の詰まりをきっかけに屋根の傷みに気づいたり、外壁の劣化が見つかったりすることも少なくありません。建造では、ただ清掃するだけでなく、住まい全体の“気づきのチャンス”として雨樋点検を活用しています。

ーー屋根のことや外壁のこと、「気になってはいるけど、どこに相談すれば…」という方も、どうぞご安心を。 建造は新城・豊橋・豊川を中心に、屋根・外壁のプロとして、いつでもご相談を受け付けています。

ちょっとした不安が、大きなトラブルの前兆かもしれません。台風前のこの時期、ぜひ一度住まいの健康チェックをしてみませんか?

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