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屋根板金の修理が必要なのはどんな時?見逃しやすいサインと点検の目安

2026.01.15

屋根のトラブルというと、「屋根材が割れる」「雨漏りする」といったイメージを持つ方が多いかもしれません。

ですが実際には、屋根役物板金の不具合が原因で起こるトラブルも非常に多く見られます。
屋根役物板金とは、屋根材の隙間や端部、つなぎ目、谷部分、屋根と壁の境目などを覆い、雨水や風、虫の侵入を防ぐために取り付けられる、薄く加工された金属製の部材のこと。

現在はガルバリウム鋼板が主流ですが、建物や用途によっては銅板・ステンレスなども使われています。
目立たない存在ではありますが、屋根役物板金は建物の防水性と耐久性を支える非常に重要な部分。
だからこそ、「どんな状態になったら修理が必要なのか」を知っておくことが大切です。

ということで、今回は建造が屋根板金の修理が必要なタイミングについてお話しします。

そもそも屋根役物板金とは?

屋根板金とは、棟(むね)や屋根の端部、谷部分などに使われている金属製の部材のことです。雨水の侵入を防ぐ「要(かなめ)」の役割をしています。

そのため、板金に不具合が起きると、屋根全体のトラブルにつながることもあります。

屋根役物板金でよく見られる劣化症状

屋根役物板金の傷みでまず多いのが、金属板そのものの経年劣化です。
ガルバリウム鋼板など、現在主流の屋根板金材は非常に耐久性が高く、本体に穴が開くことはほとんどありません(60年以上前の古い屋根材では例外もあります)。

ただし、次のような変化は起こります。

ー表面の色あせ
ー塗装の剥がれ
ー部分的なサビ

これらは見た目の変化が中心で、すぐに雨漏りにつながるケースは多くありませんが、劣化のサインとして覚えておくとよいでしょう。

本当に注意したいのは「下地」と「留め部分」

実は、屋根役物板金のトラブルで最も注意すべきなのは、金属そのものよりも下地の木材や釘・ビスの状態です。

板金は、木材等に釘やビスで固定されています。この下地が劣化していると、強風時に釘が浮いたり、板金がバタついたり、最悪の場合は板金が飛ばされてしまうこともあります。

「板金はまだきれいなのに、なぜ?」というトラブルの多くは、見えない下地部分の劣化が原因になっています。

屋根役物板金の修理が必要かどうかは、次のような状況がひとつの目安になります。

<屋根役物板金修理が必要なサイン>
・強風のときに屋根から音がする
・以前より棟板金が浮いて見える
・釘やビスが抜けかかっている
・訪問販売で「板金が浮いている」と指摘された

ただし、外から見ただけでは判断が難しいケースも多く、「言われたけれど本当か分からない」という相談もよくあります。

屋根役物板金の修理は、比較的軽微な補修で済むこともあります。逆に、放置してしまうと、板金だけでなく下地や屋根材全体に影響が及ぶこともあります。

「今すぐ直さなければいけないかどうか」を知るだけでも、点検しておくだけでも安心につながります。

建造が板金施工で大切にしていること

屋根役物板金の修理は、ただ釘を打ち直せばいい、板金を被せればいいというものではありません。下地の状態、屋根全体の納まり、風の通り方まで考慮した判断が必要です。

建造では、長年板金施工に携わってきた職人の経験をもとに、「今は修理すべきか」「まだ様子を見られるか」を正直にお伝えしています。

無理に工事をすすめるのではなく、住まいを長く守るための最適な選択を一緒に考えることを大切にしています。屋根のことなら、板金施工を専門としてきた建造にお任せください。これからも地域の住まいを守る仕事を、丁寧に続けていきます!

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