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知りたい!みんなは築何年くらいで外壁張り替えしているの?

2025.11.13

家を建てて20年以上経つと、だんだん気になってくる外壁の色あせやひび割れ。
何かしたほうがいいような気がするけれど「まだ塗装でいいのか」「そろそろ張り替えた方がいいのか」と悩んでいる方はいませんか?

長年新城市を中心に外壁や屋根のリフォームをお手伝いしてきた建造では、これからの暮らしを考えた選択肢を職人目線でご提案しています。今回は、私たちが現場で見ている外壁の寿命や張り替えの目安、そして外壁塗り替え以外のリフォーム方法として注目されているカバー工法についてわかりやすく解説します。

1.塗り替え、それとも外壁カバー?

プロ目線でまず理想をお話しすると、外壁の張り替えをするタイミングは築20〜30年頃が目安です。

とはいえ、「築20年で外壁を張り替える人は多いのかな?」と思う方もいらっしゃいますよね。実際には、まずはカバー工法よりも比較的安い外壁塗装を1回か2回ほど行い、その後に張り替えやカバー工法を検討する方が多いのが現実です。

特に2000年代以降に建てられた住宅は、外壁材に「窯業系サイディング」や「ガルバリウム鋼板」が多く使われています。これらの素材は耐久性があるため、20年を過ぎても塗装や部分補修で持たせることが可能です。

2.外壁リフォームの一般的なサイクル

外壁は、定期的なメンテナンスを重ねて寿命を延ばしていくのが基本です。

一般的な流れは次のようになります。

【築10〜15年くらい】初回の塗装(外壁の防水性・美観を維持)
【築20〜25年くらい】2回目の塗装またはカバー工法の検討
【およそ築30年以降】外壁の張り替えまたは全面リフォーム

 

屋根も同じなのですが、2〜3回目の塗装を行うタイミングで、 「もう次は塗装ではなくカバー工法(外壁重ね張り)にしよう」という方が増えています。
塗装の繰り返しでは下地の劣化を止められない場合がありますし、塗装時にしっかりと下地処理をしていないと、塗ってすぐに劣化が始まってしまうケースも。

これを最後のリフォームにしたい!という場合には、外壁材そのものを新しく重ねるカバー工法も一つの選択肢としておすすめです。

3.外壁材によって変わるリフォーム方法

外壁のリフォーム方法は、使用している外壁材によって異なります。

たとえばトタンなど金属系の外壁材なら、20〜30年を目安に張り替えを検討。サビや膨れが目立つ場合は早めの対応をするのがおすすめ。
また、サイディング(窯業系)外壁なら、一度塗装した後、次はカバー工法で重ね張りするケースが増えています。

サイディングは耐久性があるものの、下地の処理が不十分だと塗装がうまく密着せず、塗料が剥がれやすくなるリスクもあります。特に「見た目だけきれいに仕上げる」業者に頼んでしまうと、下塗りが甘く、数年で塗膜が浮いてしまうことも。
そのため、リフォームを繰り返すほど、信頼できる施工業者の選定が大切になってきます。

 

ーー築20年を過ぎたお住まいでは、外壁のメンテナンスが住まいを守るためにもとても重要になります。「まだ大丈夫」と思っても、下地が劣化していることは少なくありません。
塗装を繰り返すだけでなく、カバー工法や張り替えなど、次のステップを考えることで、見た目の美しさと建物の耐久性を同時に守れるからこそ!
外壁や屋根で気になることがある方は、気軽に建造までご相談ください。

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