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トタン外壁のリフォーム

2024.10.22

サビたトタン外壁や、築30年以上のトタン外壁のリフォームは
「張替え」をおすすめします。

その理由は・・・

 

1.トタン外壁の「塗装」は耐久性が低いです。

外壁リフォームといえば「塗装」が一般的ですが、
トタン外壁の塗装は、7~10年で再塗装が必要です。
軽度のサビの場合は「塗装」でのリフォームも可能ですが、
いったんサビが発生すると、
耐久性が著しく低下し、早々に穴が開いてしまうことも。
なので、サビが発生する前に塗装することが必要です。
サビで穴が開き雨漏りが発生してしまった場合は、塗装では対処できません。

 

2.「張替え」は「塗装」の2倍以上長持ちします。

「張替え」や「重ね張り」は、新品のガルバリム鋼板で施工するので20年以上長持ちします。
ガルバリウム鋼板は、鉄の板をアルミと亜鉛でコーティングしているのでサビにくく、
さらに、表面には焼付塗装が施されており、これが追加の保護層となります。
25年から35年、場合によっては40年以上も使用できる可能性があります。
「張替え」は「塗装」より費用はかかりますが、長い目で見るとお得です。

 

3.「張替え」は思いのほか安上りです。

「張替え」は、今ある外壁を撤去しなければならないので
「重ね張り」より撤去・処分費用が多くかかってしまいそうに思われますが、
トタン外壁材の撤去は、トタンは軽い上、釘打ちで施工されているので、撤去が容易です。
また、処分費もリサイクルの環境が整っているので、
モルタルや窯業系サイディングとは比較にならないくらい安いです。

「張替え」と「重ね張り」費用は同じくらいです。

 

4.「張替え」なら安心リフォームができます。

外壁を撤去した際に、内部を確認することができるので、確実なリフォームが行えます。
傷んだ場所の修理はもちろん、断熱材を充填して断熱性能を向上させることも可能です。
同時に 「 耐震補強工事 」を行う事もできます。
耐震用金具や筋交い、構造用合板を取付けることで耐震性能を高めるなど、
住まいの性能を高めるリフォームを行うことができます。
特に、昭和56年(1981)以前の建物は、
耐震基準の改正前の建物なので地震に弱い可能性が高いです。
外壁リフォームの際に、同時に耐震補強工事を行えば、費用も安くすみ効率的です。

5.「張替え」なら仕上がりがキレイです

「重ね張り(カバー工法)」は外壁を撤去しないで、
その上に木材で下地(胴縁)を作り、新しい外壁材を施工します。
凸凹が多い複雑な形状の外壁の場合は、
窓回りの納め、水切り類の仕上げがゴツくなってしまう場合がありますが、
「張替え」は既存外壁を撤去するので、仕上がりがスッキリきれいに納まります。

 

 

6.外壁デザインが自由自在で、ワクワクするリフォームができます。

成型角波・ウォール8・Kスパン・金属サイディングなどいろいろな外壁材を自由に選ぶ事が出来ます。
(窯業系(よぎょうけい)サイディングは、外壁が重くなってしまうのであまりおすすめできません)
外観も一変し、まるで新築したような住まいになります。

 

まとめ

「塗装」は最も安価ですが、耐久性が低いです。

「張替え」と「重ね張り」は、新品の外壁材で20年以上長持ちします。

「張替え」と「重ね張り」の費用は同じくらいです。

「張替え」は「重ね張り」より仕上りがキレイです。

「張替え」は内部の確認ができるので安心なリフォームです。

「張替え」は断熱材の充填や、耐震補強など住まいの性能を高めることも可能です。

 

色々な種類の外壁材の実物サンプルがありますので、

いつでもお気軽にお寄りください。

ご相談やお見積りもお気軽にどうぞ。

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