棟・破風・軒天・しっくい

軒天に傷みが見られるとのご相談を受けました。　雨漏りが原因で傷んでしまうこともあるのですが、雨漏りはなくても外部にあるので、風雨に晒され劣化してしまいます。

一般的には「カバー工法」には断熱材が裏打ちされた専用の屋根材で葺くのですが、今回は予算を抑えるため「エバールーフ」という、断熱材がない屋根材で施工しました。

［令和4年7月］施設の大きな軒天が汚れてしまったので、綺麗にして欲しいとのご依頼です。

[令和4年3月]腐った軒天をリフォーム

・軒天成型角波張（コーナー含）　カラーSGL0.35・雨樋　軒　105φ　（メッキ金物）・竪　60φ　（メッキ金物）・既設雨樋・金具　撤去・処分費 ・仮設費（脚立・道板等）

棟のビスが完全に浮いたり、抜けたりしてしまっています。新しいビスで打替をしました。

軒天には、今ではあまり軒天にはベニヤ板は使われませんが、昔はベニヤ板が主流でした。ベニヤ板は水に弱く、劣化すると剥がれたりしてしまうのです。そこで軒天に直接ガルバリウム鋼鈑を張る工事をおすすめしています。ガルバリウム鋼鈑は、サビに強いので腐食しにくく長持ちします。釘でしっかり固定するので、落ちてくるようなことはありませんが、傷みがあまり酷く、下地まで傷んでしまっているような場合は施工することができ…

合板に塗装仕上げの軒天は、長年の風雨で、塗料がボソボソになり剥がれたり、場合によっては合板自体が剥がれてしまうことも。軒天に成型角波を貼り補修します。傷みがあまりに酷く下地まで腐ってしまうと、成型角波を貼ることができなくなってしまうので、早めのお手入れが大切です。