屋根リフォーム
屋根や外壁のリフォームサインとは
「屋根を葺き替えよう」 「外壁をリフォームしよう」
そんなことを考える時ってどんな時でしょう。
雨漏りがする、外壁が汚くなった、などなど様々な理由があると思います。
屋根については、瓦が割れていたりズレがあったり、
雨漏りしたりなど、わかりやすい理由があると思いますが外壁の場合はどうでしょう?
外壁がサビたり、汚れたり、ヒビが入って傷んでいる…
このようなわかりやすい症状の他に、「触ると手に白く付く」ということがあります。
このように外壁を触ると手に白くつく現象を「チョーキング」と言います。
雨や風、熱や紫外線などにより塗装された表面が劣化し、白く粉っぽく浮いてしまう現象です。
このチョーキングが出てしまったら、塗装やリフォームをするサインの一つです。
そろそろ外壁リフォームや塗装時期かな?と思われる方は
汚れや見た目だけでなく、外壁を触って確かめてみてくださいね。
瓦屋根から金属屋根へ その②
前回は、屋根の重さが気になって、重い瓦屋根から、軽い金属屋根にリフォームされたお話でした。
エバールーフ」という、屋根の端から端まで、継ぎ目がなく、費用対効果抜群!の
横葺きの水平ラインがスッキリした美しい屋根に葺き替えたお話でしたね。
今回は、「エバールーフ」以外にも、優秀な軽い屋根材がいっぱいあるのでそのお話です。
《横葺き断熱屋根》
「エバールーフ」によく似た、シャープな横ぶきの屋根材です。
大きな違いは屋根材の裏に断熱材が裏打ちされていることと、一枚の大きさが2m前後に決まっていることです。
なので「エバールーフ」に比べ、断熱や遮音性能に優れています。「エバールーフより少々価格は高いです。
色々なメーカーが、断熱材や塗料、形状などに、様々な工夫を凝らし、より高性能な屋根材を目指しています。
種類や色も豊富で、カラーベスト屋根のカバー工法用の屋根材として使われることも多いです。
重さは瓦の 1/10 です。
《かわら455》
見た目は日本瓦そっくりですが、何とガルバリウム鋼鈑製の金属屋根です。
なので重さは日本瓦の1/10以下です。波状なので通気性がよく、熱気や蒸れを逃します。
棟瓦や軒先の面戸といった部材も用意されているので、本格的な和風住宅の入母屋にも対応できます。
屋根材一枚の幅は45、5センチで、屋根のてっぺんの棟から軒先まで継ぎ目なしで仕上げることができます。
《ROOGA・ルーガ》
瓦屋根は重いから地震が心配だけれど瓦屋根の重厚感は捨てがたい…。
KMEWのROOGA(ルーガ)は「厚くて、軽い」屋根材です。厚さは瓦と同じくらいの 25ミリなのに、重さは半分以下です。
波型で和風の「雅(みやび)」と、石を割ったような風合いの「鉄平(てっぺい)」の二種類あります。
どちらも、一枚を4本のビスで固定するので、強風にも強く、また木槌で叩いても割れない強さも兼ね備えています。
最後に、昭和56年以前の建物は、耐震基準の改正前の建物なので地震に弱いです。(阪神淡路大震災の教訓です。)
屋根は軽ければ軽いほど地震に強いのですが、
それは、瓦が重くてつぶれるというよりも、重い屋根だと大きく揺れて、壁と柱などが耐えきれず倒れてしまうのだそうです。
反対に軽い屋根だと揺れが小さくて済むので倒れにくく、万一倒れてしまうようなことがあったとしても、
倒れるまでに時間がかかるので逃げる事ができるのです。
屋根を軽くしただけですべて解決するのは難しいですが、
屋根の軽量化は、特に築年数の古い土葺きの瓦屋根の場合はとっても効果があるということはわかっています。
瓦屋根から金属屋根へ
当社では年間、大小合せ500件以上の工事を施工させて頂いております。
そんな中から、今回は瓦屋根から金属屋根への 施工事例をご紹介いたします。
【施工前】
長年、屋根の重さが気になっていたそうで、
雨漏りや特にひどい老朽化があったわけではありませんが、やはり地震は気になるとのこと。
【施工後】
瓦を降ろし、サビに強いガルバリウム鋼鈑製の「エバールーフ」という金属屋根を新しく葺きました。
(エバールーフについては後で詳しくご紹介しますね)
写真ではわかりづらいのですが、屋根の重さは1/10以下、とても軽い屋根になりました。
軽い屋根は、地震の時揺れが小さくて済みます。
それでは工事の詳細です。 順を追って説明しますね。
①瓦・土降ろし
現在葺かれている瓦と、瓦の下の「土」を降ろします。家や下地を傷つけないよう一枚一枚手降ろしです。
途中で雨が降ってきたら大変なので、瓦降ろしの時は職人さん総出です。手間のかかる作業です。
さらに、もしも「土」の下の野地板が傷んでいた場合を考え、
すぐ直せるように、大工さんにも手伝ってもらっています。
余談ですが、現在では瓦を葺く場合でも「土」は使いません。
昔は瓦のサイズや形等にばらつきがあったため「土」は瓦のガタつきを防いだり、瓦の隙間から雨水が侵入した時、
雨水を吸収し、天気の良い日に蒸発させたりする役目があったそうです。
また断熱にも一役かっていたので「土」は欠かせない存在だったとのこと。
②下地つくり
瓦と土の撤去を終えたら下地を作ります。
傷んだ部分を補修して、新たに合板を貼ります←(手前1階屋根部分)
その合板の上に「ルーフィング」という防水シートを貼ります。←(2階屋根緑色部分)
ルーフィングは、万一雨水が侵入しても、このルーフィングで家の中に入れないようしっかり守る役目です。
③新しい屋根材を施工
下地ができたら、さあ本番!新しい屋根の施工です。
同時に、せっかく足場を組んだので、雨どいも新しく交換しました。
足場を外して完成です。瓦とよく似た色のエバールーフで葺いたので、とてもよく馴染んでいます。
とても軽い屋根(1/10)になって、安心ですね。
エバールーフの特徴
「エバールーフ」は、サビに強いガルバリウム鋼鈑製の屋根材です。
横葺きの水平ラインがスッキリした美しい屋根に仕上げてくれます。
洋風・和風どちらの住宅にも良く似合います。
最大の特徴は屋根の端から端まで、継ぎ目なく一枚の屋根材で葺くことができることです。
継ぎ目が無いので雨漏りのリスクがとても少ないです。
(とは言うものの、大きな屋根の場合は継ぎ目を入れます。
エバールーフは、ガルバリウム鋼鈑の平板を成型機に通して成型するので、
論理上は何メーターでも制作可能なのですが、金属板の温度差による伸縮や
あまりに長いと運搬できないので、通常は最も長くて7~8m位で施工します。
今回は、継ぎ目なしで施工しました。)
また継ぎ目が無いことに加え、屋根材どうしが、ぴったりと合うようにはめ合わせる篏合(かんごう)構造なので防水性能はバッチリです。
さらに、1平方メートル当り約11本ものビスで固定するので強風にも強くて安心です。
しつこいですが、屋根の重さが瓦の1/10と、とても軽いので建物に負担がかからず、
地震の時は揺れが小さくてすみます。
そして、ガルバリウム鋼鈑を成型機に通して加工するだけ…というとてもシンプルな製作方法なので低価格です。
費用対効果抜群!というわけです。
色も豊富で、横葺きシリーズの最高ヒット商品と言われるゆえんもうなづけます。
けれど、短所もないわけではありません。
金属屋根の宿命ですが、雨音がうるさいことや、断熱性です。
特に下屋根の場合は窓が近くにあったりするので注意が必要です。
「雨が降ってきたのがすぐわかって便利」と仰る方もみえますが、やはり音に敏感な方は気になるかもしれません。
解決策としては、防音材や断熱材などの併用や、内窓の取付けなどが効果的です。
また、屋根材自体に断熱・遮音対策として裏打ち材が施されたものや、
他にも色々ありますので、また次回ご紹介いたします。
わが家を強く
こんにちは 恵子です。 日中はまだまだ暑いですね。
今日は午後からチラシ作りのセミナーを受けてきました。
我が社のチラシは年月は長いけど、まだまだ知らない事ばかりで、
「 チラシって奥深いなぁ~ 」 と、ため息が出てしまった恵子です。(これからも頑張ります!)
さて、9月と言えば防災月で、テレビとかで盛んに地震につて放送されていますね。
何でも、30年以内に地震が起こる確率が、また見直され上がったようで・・・、怖いです。
で、以前 新聞から切り抜いた記事で、とても参考になると思うのでシェアしますね。
今日は午後からチラシ作りのセミナーを受けてきました。
我が社のチラシは年月は長いけど、まだまだ知らない事ばかりで、
「 チラシって奥深いなぁ~ 」 と、ため息が出てしまった恵子です。(これからも頑張ります!)
さて、9月と言えば防災月で、テレビとかで盛んに地震につて放送されていますね。
何でも、30年以内に地震が起こる確率が、また見直され上がったようで・・・、怖いです。
で、以前 新聞から切り抜いた記事で、とても参考になると思うのでシェアしますね。
要約すると、
一級建築士の大森さんが、築35年の義父の家の屋根をリフォームした。
陶器瓦の屋根は16 トンもあり、カラーベストに葺き替えることで、4 トンの重さになった。
「 屋根が軽くなればなるほど、地震で受ける力は力は弱くなり、家の重心も低くなるので耐震効果は大きい 」
トタン外壁も、さびにくい鋼鈑(ガルバリウム鋼鈑)に。その際、柱と筋交の継ぎ目を金具で補強した。
総費用は250万円で、その内60万円は補助金で賄った。
高齢者の場合は、屋根の軽量化を提案しても なかなか応じてもらえないが、地震が起きてからでは遅い。
大森さんは屋根を軽くする必要性を熱っぽく話す。
わが家の耐震が心配な方・・・ 心配だけれど、どうしていいかわからない方・・・
どうぞお気軽にご相談ください。
一級建築士の大森さんが、築35年の義父の家の屋根をリフォームした。
陶器瓦の屋根は16 トンもあり、カラーベストに葺き替えることで、4 トンの重さになった。
「 屋根が軽くなればなるほど、地震で受ける力は力は弱くなり、家の重心も低くなるので耐震効果は大きい 」
トタン外壁も、さびにくい鋼鈑(ガルバリウム鋼鈑)に。その際、柱と筋交の継ぎ目を金具で補強した。
総費用は250万円で、その内60万円は補助金で賄った。
高齢者の場合は、屋根の軽量化を提案しても なかなか応じてもらえないが、地震が起きてからでは遅い。
大森さんは屋根を軽くする必要性を熱っぽく話す。
わが家の耐震が心配な方・・・ 心配だけれど、どうしていいかわからない方・・・
どうぞお気軽にご相談ください。
瓦屋根のリフォーム
2013年7月30日|カテゴリー 「屋根リフォーム」
こんにちは、直子です
今日は瓦屋根のリフォームをご紹介したいと思います
この三河地方は瓦屋根の住宅が非常に多いです。
老朽化によりズレたり割れたりしているのもよく見かけます。
今日は瓦屋根のリフォームをご紹介したいと思います
この三河地方は瓦屋根の住宅が非常に多いです。
老朽化によりズレたり割れたりしているのもよく見かけます。
雨漏りしてしまえば住宅が傷み、木部分が腐ったりしてしまうと大変です。
そこで、瓦屋根のリフォームです! ちょこっとですが紹介しますね。
まずは瓦を撤去します。
以前の瓦屋根は、土が葺いてあるものが多く、瓦と合わせても重量はかなりのモノ。
住宅が老朽化している場合、その屋根の重量が住宅への負担となります。
そこで、瓦屋根のリフォームです! ちょこっとですが紹介しますね。
まずは瓦を撤去します。
以前の瓦屋根は、土が葺いてあるものが多く、瓦と合わせても重量はかなりのモノ。
住宅が老朽化している場合、その屋根の重量が住宅への負担となります。
ほとんど手作業なので、結構大変な作業なんですよ
撤去したら屋根下地を補強や補修します。
撤去したら屋根下地を補強や補修します。
そして新しい屋根材を葺きます。
写真の屋根はガルバリウム鋼板の縦葺きです。
ガルバリウム鋼板は、一昔前のトタンとは違い、
アルミと亜鉛で鉄を守ることにより生まれた耐久性に優れた鋼板です。
そして、金属屋根材の良いところなんといっても瓦の10分の1の軽さです!
先日テレビ放送されたビフォーアフターでもこの金属屋根材へのリフォームを紹介されていました
軽い屋根は、柱や梁などへの負担が少なくて済みます。
住宅の頭である屋根が重いと、地震の揺れなどにとても不安定になりますが、
軽い金属屋根なら、地震の時、重い屋根より、揺れが小さくて済みます。
ガルバリウム鋼板は、一昔前のトタンとは違い、
アルミと亜鉛で鉄を守ることにより生まれた耐久性に優れた鋼板です。
そして、金属屋根材の良いところなんといっても瓦の10分の1の軽さです!
先日テレビ放送されたビフォーアフターでもこの金属屋根材へのリフォームを紹介されていました
軽い屋根は、柱や梁などへの負担が少なくて済みます。
住宅の頭である屋根が重いと、地震の揺れなどにとても不安定になりますが、
軽い金属屋根なら、地震の時、重い屋根より、揺れが小さくて済みます。
縦葺きの他にも横葺き、瓦風金属屋根材などなど、様々な種類の屋根材があります。
屋根リフォームについてはこちらでもご紹介しています。ぜひ見てくださいね☆
それにしても、文字にして説明するのって難しいですね~~~
ご相談やお問い合わせは、いつでもお気軽にどうぞ
屋根材サンプルなどもご用意しておりま~す♪
屋根リフォームについてはこちらでもご紹介しています。ぜひ見てくださいね☆
それにしても、文字にして説明するのって難しいですね~~~
ご相談やお問い合わせは、いつでもお気軽にどうぞ
屋根材サンプルなどもご用意しておりま~す♪