屋根リフォーム

新城市塩瀬公民館屋根改修工事パート2

2018年6月12日|カテゴリー 「」 「屋根リフォーム
こんにちは!毎度同じ挨拶、火曜日担当の剛です。

今日は前回のブログでご紹介した新城市塩瀬公民屋根改修工事の続編です。
天気が不安でしたが、先週末から晴天に恵まれ順調に進んでおります。


瓦下ろし



前回は瓦を下ろすところまででした。
見ての通りこのままでは屋根がない状態ですので、雨が降れば雨漏りしてしまいます。
なんとか晴れのうちにルーフィング(防水紙)張りまで完了させたいところです。
塩瀬公民館施工中

まずは、大工さんの下地張り工事です。業界的には野地板と言われます。
この野地板がルーフィングと屋根材の下地となります。
屋根が大きかったので使った板は約100枚。
塩瀬公民館施工中

荷揚げだけで一仕事。と思いきやここでタワーが大活躍。
(屋根にハシゴのように掛かっているものです)
ボタンひとつで一度に10枚ほどの合板を荷揚げすることが可能です。
塩瀬公民館施工中

上の写真と同じアングルから。
ルーフィング施工後の写真です。
ただの緑色の紙に見えるかもしれませんが、
二次防水というとても重要な役割を果たします。
二次防水の詳しい説明はまた後日。
塩瀬公民館施工中

全体の写真です。
ルーフィングが上に重なるように貼っていきます。
屋根の勾配に沿って流れてくる水を浸入させないためです。

タッカーを打ったところにはコーキングを施し、
雨の養生としてもこれで大丈夫です。




次回のブログでは、屋根施工編・完成編としてご紹介する予定です。
使用した屋根材はアイジー工業のガルテクトです。

詳しくは次回のブログで紹介します。

ブログが新しくなり、ここまでの投稿で一時間超え… 早く慣れるように頑張ります!


公民館屋根改修工事

2018年6月5日|カテゴリー 「」 「屋根リフォーム
こんにちは!
火曜日担当のタケシです(^^)

今日は新城市の公民館の屋根改修工事をご紹介します。
新城市の公民館の屋根改修工事
塩瀬地区の公民館です。
お問い合わせは去年頂いておりましたが、
いよいよ工事開始です。
新城市の公民館の屋根改修工事

セメント瓦の屋根
今回はセメント瓦の屋根を
断熱材付きの横武器の屋根に葺き替えます。
セメント瓦の屋根
セメント瓦の寿命は約30年程だと言われています。
普通の瓦が60年から100年程なので耐久年数は
半分以下ということなります。
セメント瓦が劣化してくると、色が褪せて粉を噴いたようになります。今回の公民館の屋根も
現調の時は滑って怖かった記憶があります。

築30年以上のノーメンテナスのセメント瓦のお客様は一度屋根をご確認をおすすめします(^^)

上記したように耐久性の問題、古いものはアスベストを含むようなものもあるようで、セメント瓦は現在生産されていないようです。
足場
足場屋さんが到着し、足場が組み終わったら
いよいよ瓦下ろしです。

足場

瓦下ろし
大人数で一斉に行います。
場所によってはバケツリレーならぬ瓦リレーです。
瓦下ろし
瓦おろし
どんどん進めていきます。
通常の瓦と違い下に土がないため、比較的早く
作業を進めることが可能です。
瓦おろし
瓦下ろし

瓦下ろし

瓦下ろし

昼前にはほとんど瓦下ろしは完了です。
この後瓦を引っ掛けてあった木材を撤去し、
今日の工事は完了です。

ただ、明日の天気は雨模様。
養生は完璧にするのは当たり前ですが、
しばらく天気予報とにらめっこになりそうです|( ̄3 ̄)|

瓦屋根葺替工事

2018年3月12日|カテゴリー 「外装」 「屋根リフォーム

今回は瓦葺の工事です!


瓦屋根改修工事

瓦屋根改修工事


写真は瓦屋さんが瓦を葺く為の下地を取り付けている所です!横桟とも言いますが、これがないと瓦が葺けない訳です!

今までは、瓦を葺く為に土を使用していましたが、最近は土を使わず、この横桟(よこさん)に引っ掛けるだけに変わりました!

土を使わない分、屋根の重量も大幅に軽くなります!ちなみに、平瓦限定になりますが・・・


屋根改修工事

きっちりと下地が完成しました!揃っていて、とても気持ちいいですよね

下地が完成したら、いよいよ瓦の搬入です!


IMG_6166


IMG_6165



ダンプで搬入している所です!新品の瓦がお目見えしました!今回はいぶし瓦を使用します!

瓦にも陶器、いぶし、日本瓦と3種類位あります!瓦にも色々種類があるんですね。
屋根改修工事


屋根改修工事



瓦を屋根まで運び、一枚一枚ずれの無いように慎重に葺いて行きます!

この瓦をタワーと言うワイヤー式(自動巻)のハシゴで屋根上まで運びます!

人の手で上げるのはさすがに辛いです・・・タワーが世に出るまでは全て手上げだったようですね・・・非力な僕では耐えられません。


屋根葺替工事

屋根改修工事

屋根改修


屋根改修工事



テンポよく葺いて行き、下屋根の瓦も葺けました!さすが職人さんです!素晴らしい!


瓦葺替

瓦葺替


平瓦が葺き終わると、今度は棟・隅棟・ノシ瓦の仕上げに入っていきます!一段一段こちらも慎重に積んでいきます!



瓦屋根葺替工事

瓦屋根葺替工事


こんな感じに、隅棟も積めました!角に見える上向きに反っている瓦を別名「鳶(とんび)」と言うそうです!

何となく、とんびが羽を広げているように見えなくもありませんが・・・皆さんはどう思いますか?

瓦葺はやはり人の手なしでは葺けないものなんですね!新築の瓦屋根が少なくなっている現代・・・


この素晴らしい技術を一人でも多くの方々に知って頂きたいと、切に願います。


今回はここまでで!では、また来週~




屋根と外壁大改修工事 その②

2018年3月5日|カテゴリー 「外壁リフォーム」 「外装」 「屋根リフォーム

さて、前回に引き続き、改修工事のご紹介です、今回は、大工工事のご紹介です!



野地板

いきなり写真ですが、これは新しい野地板を張っている所です!

要するに、下地なんですねキラキラ

古い下地は全て撤去して、新しいピカピカの下地を入れます!



瓦屋根葺替工事


瓦屋根葺替工事


瓦屋根葺替



瓦屋根葺替



大屋根もしっかりと出来ました!軒先に張る板は化粧野地と言います!

下から見えるので、通常の野地板よりも幅があります!隙間や、ずれなどがあると、凄くぶしょったく見えてしまうので、慎重に野地を張って行くんですね~

そこは、やはりプロ!下から見ても恥ずかしくない下地が完成しました!


瓦屋根改修


瓦屋根改修



下地を敷き詰めたら、今度はルーフィング(防水シート)を張って行きます!

何度も言っているのですが、この防水シートが2次防水になるんです!

1次防水が屋根材と言う事です!仮に1次防水から雨水が入っても、2次防水で、建物の中に雨水が入らないようになっています!

雨漏りに対しても、安心できますよね。


破風板巻

古くなった破風板も、付け替えてよみがえりました。木が腐らないように、しっかりと板金で巻くようにします!

それにしても、とてもごっついですよね!


野地板

下から見ると、こんな感じです!まるで新築のような感じですよね!



下屋根垂木


下屋根垂木


垂木


改修工事



今回、一番頭を悩ましていたのが、この下屋根の部分なんです!

取替えているのが垂木と言います!この部分が腐って、屋根が下がってしまっていたんです!

中途半端にやっても仕方がないので、全面取替える事になりました!

太くて丈夫ですので、簡単には折れません。


垂木が、屋根をしっかりと支える役目をしているんですね!



垂木

写真でもわかるように、しっかりと支えています!これが腐ればどうなるかは・・・わかりますよね?



シート防水


防水シート



下屋根にもしっかりと防水シートを張ります!綺麗に縦に木が入っていますが、これは防水シートを押さえるのと

瓦屋さんの為に、ここに垂木の下地があるよと教えているんですね!これならば、瓦屋も下地をわざわざ探さなくても

いいと言う事になります!瓦を葺くのに、この後、横に桟を打っていくので!

優しい配慮でもあります。まだまだ大工工事はありますが、今週はこの辺で!

来週は、瓦屋さんの工事をご紹介します!


では、また来週



瓦屋根葺替。大改修工事!

2018年2月26日|カテゴリー 「外壁リフォーム」 「外装」 「屋根リフォーム

今回は、大きな改修工事のご紹介をさせて頂きます!

今回の工事は、まず旧瓦から、新しい瓦に葺き替えと、大屋根、下屋根の下地の取替と、サッシの入れ替え等々・・・

やる内容はとても多い工事になります

築約100年近いお宅です。息子さんが入るので、少しでも良くしといてあげないとの事で、今回の大工事を決心されました。

やはり、100年近いお宅は、劣化が進んで所々、下地の腐っている部分もありました。


改修工事

改修工事

屋根外壁改修工事

屋根外壁改修工事


写真では、悪い所が良くわからないと思いますが、いかにも昔ながらの日本家屋だと言う事だけはお分かり頂けると思います。

足場も組んでいざ作業開始~


まずは、瓦おろしから始めます!



瓦降ろし

瓦降ろし


全て手作業でおろして行きます!土も沢山ありました。



瓦降ろし


瓦降ろし


瓦降ろし


瓦降ろし



大屋根にもたんまりと土がありました!実は、瓦おろしよりも土降ろしの方が数倍大変なんです
(全身土まみれになってしまうの
で・・・)

しかし、仕事ですのでそんなの関係なく、せっせと降ろしていきます!

おろした瓦と土の総重量を合わせると、数トンにもなります!

瓦の屋根がどれだけ重たいのかが良くわかります!(トラックが何台も屋根に乗っていることになります・・・


瓦屋根改修工事

瓦屋根改修工事

根の下地が露わになりました!みんなで頑張っておろし終えて、この時が一番達成感を感じる瞬間でもあります

ここまで来たら、今度は大工の出番です!

この屋根の野地はバラ野地と言います!横に入っている木を全て撤去して、新しい野地板を葺いて行きます!
瓦屋根改修

瓦屋根改修工事


準備は欠かさず行います!しっかりとした施工を行いたいので、やはりそこは抜かりなく行います!


所々傷んでいましたが、100年経っている割には、しっかりとした下地でした!

準備もできたので、野地板を全面に張って行く作業に入りますが、それはまた次週にご紹介します!

どんどん良くなっていきますので、徐々に完成していく工程をどうぞお楽しみに

では、また次週までー



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