こんにちは。
最近、老眼がすすんだのか、首筋がコリコリの恵子です。


さて、先日の台風被害で現場はバタバタしております。
そんな現場の話を小耳にはさむと、何ともすっきりしない、、ジレンマと言うか・・・
と言うのも、
台風で比較的大きな被害を受けてしまうのは、やはり築40年、50年たった家が多いようです。
台風という予定外の出来事なので、費用をなるべく抑えた「補修・修理」という選択が妥当なことはわかります。
けれど、築年数が経って老朽化してしまっている家は、
ピンポイントで、そこだけ直すというのは無理がある場合が非常に多いようです。
例えば、棟の瓦の一部が壊れてしまった場合、例えば、瓦が数枚飛んでしまった場合など、
長い年月をかけ、絶妙なバランスで、棟がウネウネ・・・ 互いに補い合いながら瓦がガタガタ・・・
下手にいじると、絶妙なバランスが崩れ・・・ 本来ならば、屋根葺き替え・・・そういう現場の場合
「最低の費用で!」 とお願いされてしまうと、営業スタッフは、頭を悩ませ、
何とか期待に添えるよう、一生懸命頑張っていますが、
私ははたで見ていて、数年たち、雨漏りなどが起こってしまった場合、
今回のこの工事費用は、かえってもったいないのではないかしら・・・?
と、少し穿った考えが頭をよぎります。
まして、この先10年、20年・・・それ以上住む予定の家であれば・・・。
お客さまにとって、何がいいのか・・・? 少しの迷いが頭をよぎります。
ローンという手もあるけれど、それをおすすめすしていいのかしら・・・?
悩み多い日々です。