外装
瓦屋根葺替工事
今回は瓦葺の工事です!
写真は瓦屋さんが瓦を葺く為の下地を取り付けている所です!横桟とも言いますが、これがないと瓦が葺けない訳です!
今までは、瓦を葺く為に土を使用していましたが、最近は土を使わず、この横桟(よこさん)に引っ掛けるだけに変わりました!
土を使わない分、屋根の重量も大幅に軽くなります!ちなみに、平瓦限定になりますが・・・
きっちりと下地が完成しました!揃っていて、とても気持ちいいですよね!
下地が完成したら、いよいよ瓦の搬入です!
ダンプで搬入している所です!新品の瓦がお目見えしました!今回はいぶし瓦を使用します!
瓦にも陶器、いぶし、日本瓦と3種類位あります!瓦にも色々種類があるんですね。
瓦を屋根まで運び、一枚一枚ずれの無いように慎重に葺いて行きます!
この瓦をタワーと言うワイヤー式(自動巻)のハシゴで屋根上まで運びます!
人の手で上げるのはさすがに辛いです・・・タワーが世に出るまでは全て手上げだったようですね・・・非力な僕では耐えられません。
テンポよく葺いて行き、下屋根の瓦も葺けました!さすが職人さんです!素晴らしい!
平瓦が葺き終わると、今度は棟・隅棟・ノシ瓦の仕上げに入っていきます!一段一段こちらも慎重に積んでいきます!
こんな感じに、隅棟も積めました!角に見える上向きに反っている瓦を別名「鳶(とんび)」と言うそうです!
何となく、とんびが羽を広げているように見えなくもありませんが・・・皆さんはどう思いますか?
瓦葺はやはり人の手なしでは葺けないものなんですね!新築の瓦屋根が少なくなっている現代・・・
この素晴らしい技術を一人でも多くの方々に知って頂きたいと、切に願います。
今回はここまでで!では、また来週~
屋根と外壁大改修工事 その②
さて、前回に引き続き、改修工事のご紹介です、今回は、大工工事のご紹介です!
いきなり写真ですが、これは新しい野地板を張っている所です!
要するに、下地なんですね
古い下地は全て撤去して、新しいピカピカの下地を入れます!
大屋根もしっかりと出来ました!軒先に張る板は化粧野地と言います!
下から見えるので、通常の野地板よりも幅があります!隙間や、ずれなどがあると、凄くぶしょったく見えてしまうので、慎重に野地を張って行くんですね~
そこは、やはりプロ!下から見ても恥ずかしくない下地が完成しました!
下地を敷き詰めたら、今度はルーフィング(防水シート)を張って行きます!
何度も言っているのですが、この防水シートが2次防水になるんです!
1次防水が屋根材と言う事です!仮に1次防水から雨水が入っても、2次防水で、建物の中に雨水が入らないようになっています!
雨漏りに対しても、安心できますよね。
古くなった破風板も、付け替えてよみがえりました。木が腐らないように、しっかりと板金で巻くようにします!
それにしても、とてもごっついですよね!
下から見ると、こんな感じです!まるで新築のような感じですよね!
今回、一番頭を悩ましていたのが、この下屋根の部分なんです!
取替えているのが垂木と言います!この部分が腐って、屋根が下がってしまっていたんです!
中途半端にやっても仕方がないので、全面取替える事になりました!
太くて丈夫ですので、簡単には折れません。
垂木が、屋根をしっかりと支える役目をしているんですね!
写真でもわかるように、しっかりと支えています!これが腐ればどうなるかは・・・わかりますよね?
下屋根にもしっかりと防水シートを張ります!綺麗に縦に木が入っていますが、これは防水シートを押さえるのと
瓦屋さんの為に、ここに垂木の下地があるよと教えているんですね!これならば、瓦屋も下地をわざわざ探さなくても
いいと言う事になります!瓦を葺くのに、この後、横に桟を打っていくので!
優しい配慮でもあります。まだまだ大工工事はありますが、今週はこの辺で!
来週は、瓦屋さんの工事をご紹介します!
では、また来週
瓦屋根葺替。大改修工事!
今回は、大きな改修工事のご紹介をさせて頂きます!
今回の工事は、まず旧瓦から、新しい瓦に葺き替えと、大屋根、下屋根の下地の取替と、サッシの入れ替え等々・・・
やる内容はとても多い工事になります
築約100年近いお宅です。息子さんが入るので、少しでも良くしといてあげないとの事で、今回の大工事を決心されました。
やはり、100年近いお宅は、劣化が進んで所々、下地の腐っている部分もありました。
写真では、悪い所が良くわからないと思いますが、いかにも昔ながらの日本家屋だと言う事だけはお分かり頂けると思います。
足場も組んでいざ作業開始~
まずは、瓦おろしから始めます!
全て手作業でおろして行きます!土も沢山ありました。
大屋根にもたんまりと土がありました!実は、瓦おろしよりも土降ろしの方が数倍大変なんです。
(全身土まみれになってしまうので・・・)
しかし、仕事ですのでそんなの関係なく、せっせと降ろしていきます!
おろした瓦と土の総重量を合わせると、数トンにもなります!
瓦の屋根がどれだけ重たいのかが良くわかります!(トラックが何台も屋根に乗っていることになります・・・)
根の下地が露わになりました!みんなで頑張っておろし終えて、この時が一番達成感を感じる瞬間でもあります。
ここまで来たら、今度は大工の出番です!
この屋根の野地はバラ野地と言います!横に入っている木を全て撤去して、新しい野地板を葺いて行きます!
準備は欠かさず行います!しっかりとした施工を行いたいので、やはりそこは抜かりなく行います!
所々傷んでいましたが、100年経っている割には、しっかりとした下地でした!
準備もできたので、野地板を全面に張って行く作業に入りますが、それはまた次週にご紹介します!
どんどん良くなっていきますので、徐々に完成していく工程をどうぞお楽しみに
では、また次週までー
屋根や外壁のリフォームサインとは
「屋根を葺き替えよう」 「外壁をリフォームしよう」
そんなことを考える時ってどんな時でしょう。
雨漏りがする、外壁が汚くなった、などなど様々な理由があると思います。
屋根については、瓦が割れていたりズレがあったり、
雨漏りしたりなど、わかりやすい理由があると思いますが外壁の場合はどうでしょう?
外壁がサビたり、汚れたり、ヒビが入って傷んでいる…
このようなわかりやすい症状の他に、「触ると手に白く付く」ということがあります。
このように外壁を触ると手に白くつく現象を「チョーキング」と言います。
雨や風、熱や紫外線などにより塗装された表面が劣化し、白く粉っぽく浮いてしまう現象です。
このチョーキングが出てしまったら、塗装やリフォームをするサインの一つです。
そろそろ外壁リフォームや塗装時期かな?と思われる方は
汚れや見た目だけでなく、外壁を触って確かめてみてくださいね。
わが家を強く
こんにちは 恵子です。 日中はまだまだ暑いですね。
今日は午後からチラシ作りのセミナーを受けてきました。
我が社のチラシは年月は長いけど、まだまだ知らない事ばかりで、
「 チラシって奥深いなぁ~ 」 と、ため息が出てしまった恵子です。(これからも頑張ります!)
さて、9月と言えば防災月で、テレビとかで盛んに地震につて放送されていますね。
何でも、30年以内に地震が起こる確率が、また見直され上がったようで・・・、怖いです。
で、以前 新聞から切り抜いた記事で、とても参考になると思うのでシェアしますね。
今日は午後からチラシ作りのセミナーを受けてきました。
我が社のチラシは年月は長いけど、まだまだ知らない事ばかりで、
「 チラシって奥深いなぁ~ 」 と、ため息が出てしまった恵子です。(これからも頑張ります!)
さて、9月と言えば防災月で、テレビとかで盛んに地震につて放送されていますね。
何でも、30年以内に地震が起こる確率が、また見直され上がったようで・・・、怖いです。
で、以前 新聞から切り抜いた記事で、とても参考になると思うのでシェアしますね。
要約すると、
一級建築士の大森さんが、築35年の義父の家の屋根をリフォームした。
陶器瓦の屋根は16 トンもあり、カラーベストに葺き替えることで、4 トンの重さになった。
「 屋根が軽くなればなるほど、地震で受ける力は力は弱くなり、家の重心も低くなるので耐震効果は大きい 」
トタン外壁も、さびにくい鋼鈑(ガルバリウム鋼鈑)に。その際、柱と筋交の継ぎ目を金具で補強した。
総費用は250万円で、その内60万円は補助金で賄った。
高齢者の場合は、屋根の軽量化を提案しても なかなか応じてもらえないが、地震が起きてからでは遅い。
大森さんは屋根を軽くする必要性を熱っぽく話す。
わが家の耐震が心配な方・・・ 心配だけれど、どうしていいかわからない方・・・
どうぞお気軽にご相談ください。
一級建築士の大森さんが、築35年の義父の家の屋根をリフォームした。
陶器瓦の屋根は16 トンもあり、カラーベストに葺き替えることで、4 トンの重さになった。
「 屋根が軽くなればなるほど、地震で受ける力は力は弱くなり、家の重心も低くなるので耐震効果は大きい 」
トタン外壁も、さびにくい鋼鈑(ガルバリウム鋼鈑)に。その際、柱と筋交の継ぎ目を金具で補強した。
総費用は250万円で、その内60万円は補助金で賄った。
高齢者の場合は、屋根の軽量化を提案しても なかなか応じてもらえないが、地震が起きてからでは遅い。
大森さんは屋根を軽くする必要性を熱っぽく話す。
わが家の耐震が心配な方・・・ 心配だけれど、どうしていいかわからない方・・・
どうぞお気軽にご相談ください。