瓦屋根葺替工事
こんにちは浅井です!春も本番に近づいてきました。
先日、犬の散歩(黒柴♀14歳)をしていたら、家の畑にある梅の木が綺麗な花を咲かせていました。
この、梅の木なんですが、ただ実がなるのではなく、受粉しないと実がならないんだそうです・・・
今まで生きてきて初めてその事を知りました。
僕だけなのかも知れませんが・・・
受粉させるためには、ミツバチなどの虫達が必要不可欠なんですね。
去年も沢山梅が採れましたが、今年も豊作になる事を願っております!
さて、前回に続きまして、今回は瓦葺の工事に入っていきます!


写真は瓦屋さんが瓦を葺く為の下地を取り付けている所です!横桟とも言いますが、これがないと瓦が葺けない訳です!
今までは、瓦を葺く為に土を使用していましたが、最近は土を使わず、この横桟(よこさん)に引っ掛けるだけに変わりました!
土を使わない分、屋根の重量も大幅に軽くなります!ちなみに、平瓦限定になりますが・・・

きっちりと下地が完成しました!揃っていて、とても気持ちいいですよね!
下地が完成したら、いよいよ瓦の搬入です!


ダンプで搬入している所です!新品の瓦がお目見えしました!今回はいぶし瓦を使用します!
瓦にも陶器、いぶし、日本瓦と3種類位あります!瓦にも色々種類があるんですね。


瓦を屋根まで運び、一枚一枚ずれの無いように慎重に葺いて行きます!
この瓦をタワーと言うワイヤー式(自動巻)のハシゴで屋根上まで運びます!
人の手で上げるのはさすがに辛いです・・・タワーが世に出るまでは全て手上げだったようですね・・・非力な僕では耐えられません。




テンポよく葺いて行き、下屋根の瓦も葺けました!さすが職人さんです!素晴らしい!


平瓦が葺き終わると、今度は棟・隅棟・ノシ瓦の仕上げに入っていきます!一段一段こちらも慎重に積んでいきます!


こんな感じに、隅棟も積めました!角に見える上向きに反っている瓦を別名「鳶(とんび)」と言うそうです!
何となく、とんびが羽を広げているように見えなくもありませんが・・・皆さんはどう思いますか?
瓦葺はやはり人の手なしでは葺けないものなんですね!新築の瓦屋根が少なくなっている現代・・・
この素晴らしい技術を一人でも多くの方々に知って頂きたいと、切に願います。
今回はここまでで!では、また来週~